活動について
災害発生!その時、看護専門職能団体として
災害はいつどこで起こるかわかりません。ひとたび大規模自然災害の発生や新興感染症の発生・まん延時には、多くの人々が生命の危険にさらされ、ライフラインの不通など、日常生活に甚大な影響を及ぼします。
福島県看護協会では、災害支援ナース養成研修を実施し、大規模自然災害が発生した地域や新興感染症がまん延した地地域のニーズに応じて、災害支援ナ ースの活動を実践するための体制及び対応等について、各行政機関、日本看護協会、都道府県看護協会と連携しています。
また、災害看護に関する研修会や交流集会を実施したり、各種防災訓練に参加するなど資質の向上に努めています。
災害支援ナースとは
災害支援ナースとは、被災地等に派遣され、地域住民の健康維持・確 保に必要な看護を提供するとともに、看護職員の心身の負担を軽減し支 えること
(以下「看護支援活動」という。)を行う看護職員のことであ り、厚生労働省医政局が実施する災害支援ナース養成研修を修了し、
厚生労働省医政局に登録された者の総称である。 災害支援ナースは、都道府県と災害支援ナースが所属する施設(病院、診療所
訪問看護事業所、助産所や都道府県看護協会等(以下「所属施 設」という。)との間で締結した災害支援ナースの派遣に関する協定に 基づき、派遣される。 (厚生労働省 災害支援ナース活動要領 令和6年4月1日より抜粋)
活動実績
過去に起こった災害において、被災地病院、避難所に災害支援ナースを派遣し活動してきました。
災害名 | 派遣期間 | 派遣人数 (延べ) |
派遣場所 |
---|---|---|---|
令和6年能登半島地震 | 令和6年1月18日~2月14日 | 100名 | いしかわ総合スポーツセンター |
東日本大震災 | 平成23年4月1日~4月17日 | 14名 | 県内の避難所及び病院 |
新潟県中越沖地震 | 平成19年7月24日~8月5日 | 80名 | 柏崎市内の避難所 |
新潟県中越地震 | 平成16年10月31日~11月15日 | 72名 | 小千谷市内の病院 |
阪神・淡路大震災 | 平成7年1月29日~2月18日 | 147名 | 神戸市内の病院及び保健センター |
令和元年東日本台風 (台風第19号) |
令和元年10月16日~10月31日 | 25名 | 県内の病院、特別養護老人ホーム 在宅巡廻協力、避難所 |