会長挨拶

会長 佐藤博子
謹んで、ご挨拶を申し上げます。
皆様には、日頃より看護協会の運営にご尽力とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
一昨年は、能登半島地震が発災して災害支援ナースの派遣協力や義援金のご協力などいただきました。そして昨年も秋田県、山形県等で自然災害、岩手県での大規模山火事、11月には大分県大分市佐賀関(さがのせき)の大規模火災の発災、熊本県の地震など、次々に発災する天災の怖さを感じ備えの重要性を再認識しているところです。
また、病院や施設ではインフルエンザ、新興感染症等の影響を受けて、対応に苦慮して大変な状況も続いているかと思います。皆さまの日々の活動に感謝申し上げます。
超高齢化少子化時代にあたり医療・介護の複合ニーズを抱える85歳以上人口増大に対応できるようすべての人々がその人らしく生涯を過ごすことができる社会に看護が貢献していくためには、看護の活動の基盤となる医療提供体制(入院医療から外来医療、在宅に至るまで)において、看護職がキーパーソンとなり相互間の円滑な連携を深めていくことが重要です。看護職の専門性発揮の観点からも「タスクシフト/シェア」、「多職種との連携」が一層重要となります。さらなる連携推進強化に取り組んでまいります。
日本看護協会では、「看護の将来ビジョン2040」を昨年6月の総会で公表いたしました。当看護協会におきましても「ふくしまの看護 将来ビジョン2040」を策定して公表いたします。
私が会長に就任した時から表明していることです。「『看護職ここにあり!と看護職の存在価値、影響力』【プレゼンス(Presence)】を示していきましょう。そのためにはまず、当看護協会として行うべきことは県民のみな様、看護職のみな様、看護協会員のみな様に情報を発信して実践していく必要があります。そこから【ステータスアップ】『看護職等の処遇改善』へと繋がります。」また、「福島県看護協会は、公益社団法人であり職能集団としての責務を果たし組織としての存在価値を示していくことが重要です。主に会員のみな様の会費で運営されています。そこで大事にしなければならないことは、【顧客満足】です。顧客である会員のみな様、看護職のみな様に満足していただくことが重要です。そのことが、県民のみなさまの医療の提供の満足度の向上につながると考えます。」
日本看護協会では、看護職自身がウェルビーイングであることが何より重要であり、令和8年度重点政策として「看護職一人ひとりのウェルビーイングの向上」を掲げます。【顧客満足】の文言とウェルビーイングの向上は、同じベクトルです。
現在の会員数は11,594名(令和7年12月末日現在)となっております。さらに多くの看護職の皆様に、職能団体としての看護協会の意義、魅力をアピールして会員拡大に向けて取り組んでまいります。
最後に、今年の干支は60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年であり、力強く前進する年とされているとのこと。みなさまと共に、私たち看護職の明るい未来に向かって、着実に一歩ずつ前進してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
いい方向に向かいますよう願って、ご挨拶といたします。
2026年1月

