会長挨拶
会員の皆様には、日頃より本協会事業への温かいご支援・ご協力を賜っておりますこと深く感謝申し上げます。
快晴の6月19日(水)に、令和6年度通常総会が無事執り行われまして、新しい体制がスタートいたしました。
私は昨年の通常総会にて、会長を拝命いたしましてから2年目となります。
力不足ではございますが、ここまで何とかやってこれましたのは皆様の多大なるご支援とご協力によるものです。改めまして心より感謝申し上げます。
看護職の皆さまが、それぞれの場で看護の力をいかんなく発揮できるよう、2年目に向け決意を新たにしております。
福島県看護協会は、公益社団法人であり職能集団としての責務を果たし組織としての存在価値を示していくことが重要です。主に会員のみな様の会費で運営されています。そこで大事にしなければならないことは、【顧客満足】です。顧客である会員のみな様、看護職のみな様に満足していただくことが重要です。そのことが、県民のみなさまの医療の提供の満足度の向上につながると考えます。
今年度の当協会の目標は、「顧客満足度向上」といたしました。それに基づき各課、ナースセンター、訪問看護ステーションがそれぞれの目標を掲げ取り組んでいるところです。
そして、昨年度就任時に【プレゼンス(Presence)】という言葉をお示ししました。「存在すること」「存在感」という意味があります。コロナ禍において、「看護職の必要性」は広く国民に知られました。この機会をとらえ私たちは更なる看護職の力をアップしていくことが重要であります。「看護職ここにあり!と看護職の存在価値、影響力」を示していきましょう。
社会の変改より、看護職に求められる役割期待が高まっています。2040年を見据え、看護職の役割発揮に対する期待に応えるため、今後とも、会員一人ひとりの声を大切にしながら、教育の充実や危機管理の強化、労働環境の改善等、関連機関と連絡を図り取り組んで参ります。そこから【ステータスアップ】、「看護職等の処遇改善」へと繋がります。
皆さま方のお力添えをいただき福島県看護協会のミッション達成に共に向けてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
2023年 6月
2025年までの事業方針
- あらゆる場で役割発揮できる看護職の育成支援
- 地域包括ケアシステム推進のための看護機能の強化
- 看護職の確保・定着のための働き続けられる職場環境づくりの推進
- 福島県看護協会組織・経営基盤の強化